2023北海道ツーリング 3日目(9/8 Fri.)

日高エリアから R336 えりも岬や、R236 野塚峠を越えて十勝方面に行く際に、どこを通っていくか?
海沿いのR235を行けば難なく到達できるのだけど、なにげに交通量(馬匹輸送車がたくさん)も多いし、何度も走ったことのある道なんだよな。

そんなんで、海沿いを行かず、走って楽しい道がないか?かねてより、ずっと探していた。

数年前に、ローカル道々 r1025 と r1026 を走り繋いで、浦河から厚真あたりまで楽しく快適に走って結べることが判ったので、ここ最近はこのルートを愛用している。

かつて、R274日勝峠とR236野塚峠の間にもう一本、日高山脈のど真ん中をぶち抜く道を作る計画があった。
日高側は静内から、十勝側は中札内から、それぞれカムイエクウチカウシ山の付近を目指して建設が進められた。
しかし、難工事の連続で建設費が当初の予算を大幅に超えて膨らみ、立派な橋梁やトンネルがいくつも建設されたにも関わらす、途中で工事は頓挫し、計画は中止という運びになりました。
r111として、その痕跡が断片的に現道として利用されている区間もあります。
また、山奥深く眠るこの道の遺構を、自転車や徒歩で探索してる方もいるようで、YoutubeやBlogなどで、その様子を伺い知ることができます。

つまり、何が言いたいかというと、早い話がこのエリアはいろいろあって面白そうだってこと(笑)

自分はガチな探検はできませんが、今日の午前の部は、日高山脈西麓のローカル道を走ってみようと思います。

地図をよく眺めていると、日高山麓には、r1025-1026よりさらにもう少し山沿いを行く道がある。
このルートが面白そうなので、今回はこんな感じで走ってみることにしよう。

Googleマップでめぼしい道にあたりを付け、ルートを引いてKMLでエクスポート。
それをオフラインマップアプリ OSM ANDに喰わせて、地図上に表示できるようにしておく。

山沿いのローカル道を行くと、たいていの場合は朝飯を喰いそびれるので、朝飯スポットは三石の少し内陸のセコマ本桐店と決めてそこを目指すことにする。

05時過ぎころに目を覚ますと、もう明るくなってる。
バイクが朝露でびしょびしょなのは、この時期のお約束。

今日も良い天気になりそうで、なにより。清々しい朝でした。

こじんまりした清潔なバンガローで、ぐっすり眠れました。
ありがとうございました。

平日だからか?キャンプサイトのお客さんは2組くらい。静かで快適なキャンプ場でした。

さて、出発。今日もビシッと走りましょう!

昨日も走ったR237を北に向かい、荷負の集落まで走ります。

ナビアプリ「OSM AND」が良い仕事をしてくれるので、迷子にならずに走れます(笑)

昨日も見かけた馬の牧場。早起きの馬が元気に走り回ってた。

荷負から、r71を右折、貫気別、平取ダム方面に向かいます。

を!霧が出てきた。

所々で霧に巻かれましたが、難儀するほどのことはなくて助かった。

貫気別の市街地にて、r71に右折して新ひだか方面に向かいます。

貫気別の集落は、まだひっそりと眠りの中。頭のすぐ上まで霞が下りてきている。

遠くの山々に霞がかかって、まるで水墨画のようだな~なんて幻想的な景色なのでしょう。

学校の跡地のようなところがあったので、見てみる。

歴史を感じさせる「平取村立 上貫氣別  學校」旧字体の表札があった。
學校の前は、小?中?それとも尋常?なんて書いてあったんだろ?書いたり消したりしたんだな?

r71を進んで行きます。

あぁ、こんな風景を見たかったんだよ。

ただひたすら樹林の中を走る。
そうそう、こんな道を走りたかったんだよ。
走りたかった北海道の道がここにある。

このあたりの青看で「新和」という表記をよく見かけたのだけど、後で調べてみたら、新冠町の集落の名前だった。

r71をショートカットするローカル道があるようなので、そっちに行ってみる。
これは間違いなく、日高山脈の山麓の道と言える。ワクワクしてきたぞぉ(笑)

「公団幹線林道 平取・えりも線 平取・新冠区間」という名称のようです。

開通記念碑的なものがあった。

良い雰囲気の森の中を進んで行きます。

里平(りびら)という地名のよう。


里平集落の入口あたりに来ました。青空だけど、地表近くにはまだ霞がかかってる。

ここは、太陽、若園方面に左折します。

箱庭のような素敵な風景。こんな景色を見たくて来たんだよ(笑)

ここからは、町道 里平太陽線なのか。

ところにより、霞がたっぷりかかってる。

現在06:30、登り始めた朝日を浴びて、影が伸びてる。

あぁ、今日も良い一日の始まり。こんな風景を独り占めして走れるなんて、早起きはするもんだなぁ〜(笑)

続いて、町道 太陽高橋岡部線。

日高山脈裾野の平野部の快走路。

気持ち良い快走路が延々と続きます。

いつまでも走っていたくなるような道。

太陽集落付近で再びr71と合流して、新ひだか 新栄方面に直進します。

古い橋脚の遺構と、それに絡まる流木など。

今は穏やかだけど、ひとたび荒れると凄まじい勢いとなって木々を押し流すのでしょう。

新栄の集落にて、r71に沿って左折して、浦河 新ひだか方面に向かいます。

交差点の先に趣のある商店を見つけたので、眺めてから行こう(笑)
テントの破れ具合からして、もう営業していないのかな?
駐車場的な屋根部分に車が停まっていないので、もう廃墟になってる?

集落から離れしばらく進むと、だんだん山の近くを走ってる感じになる。

そして・・・ああ、やべぇやつじゃん・・・

まだフレッシュな熊の落とし物。(お食事中の方、ごめんなさい)
まぁ、このあたりには、うじゃうじゃいるのでしょうね・・・
ハチ合わせしないように、見通し悪いカーブなどでは警笛を鳴らしながら走った。

いつの間にか、新ひだか町に入っていたようです。

相変わらず、気持ちの良い快走路を独り占めです。

静内が近くなってきて、沿道に馬の牧場がいくつも見られるようになった。

静内川を渡って、突き当りを右折。静内川左岸を下流に向かいます。
未成線となったr111は、この静内川に沿って源流域まで行き、十勝側に貫通する予定でした。

静内からは、何度か走ったことのあるr1025を進みます。

「観農台」という名の展望台。

もうちょっとしっかり刈り込んで頂けると、もっと広大な景色が拝めそうなのだけど・・・
惜しいな・・・

r1025をサクサク東に向いて走っていきます。

r1025は他の道々と併用区間が多く、青看に惑わされぬよう注意しながら走ります。
ここからしばらく r637との併用区間となる。直進します。

しばらく進んで、r1025とr637は分岐します。ここは r1025を浦河方面に左折。

r796との交差点。ここは直進。

しばらく行くと、r1025の新道と旧道の分岐がある。

いつもは、無意識のうちに綺麗に舗装された新道側を通っていたけど、今回のコンセプトは山側を走ることなので、旧道側に歩を進めてみることにした。
最初、分岐に気が付かず新道側に行ってしまい、しばらく走って折り返したトラックが残っている(笑)

きたきた。これぞ旧道という面持ち。路面は荒れてはいるけど、まだ舗装の面影がある。

沿道は、両側から黄色い花がせり出してくるように咲いていた。
綺麗な花だったけど、後で調べてみたら、結構やべぇ特定外来生物に指定されている「オオハンゴンソウ」のようだった。

程なく道は未舗装路となる。道々のヘキサと未舗装路のコラボが実に趣がある。
こんな雰囲気の道なので、なんだか誰か森の生物に見られているような、なんとも言えない気配を感じつつ走り、写真を撮るのに停まるのも憚られた。

そんなんで、停まって撮影こそしなかったが、熊の落とし物と思しき黒い塊をこのあたりではいくつか見かけた。

鬱蒼とした森の区間を通り抜け、開けたところまで降りてきてホット一息(笑)

馬の牧場が出てきたら、緊張から解き放たれる(笑)
横たわってる奴がいるけど、寝てる?具合が悪い?
以前道東でも見かけたことがあったけど、馬って眠るときには横たわるのかな?
未だに、謎のままです(笑)

市街地まで降りてきました。r534を三石川右岸に沿って南下します。

開けた農村風景の中、どんどん走っていきます。

08:00ぴったりにセコマ本桐店到着。腹が減りました(笑)
思った通りではあるのだけど、貫気別あたりからここに至るまで朝飯が喰えるようなお店やガソリンスタンドは1軒も無かった。
まぁ、すき好んでそういう道を走ってるので、当たり前っちゃ当たり前なんだけどね(笑)

今日はホットシェフのおにぎりを食べよう♪

おにぎりは、イクラ か 筋子 があればと思ったのだけど、残念ながら見当たらなかったので、鮭つながりで鮭のおにぎりにした(笑)
ついでにフライドチキンとちくわパンも追加してやったぜ(笑)

のんびり休んで出発します。
今日は襟裳岬を通らずR236 野塚峠を超えて十勝に向かうつもり。

さて、ここから浦河までどうやって行こうか?
地図を眺めたら、r1025より山側に、もう一つ道々(r234⇒r746)が通ってる。
より日高山脈に近い道なので、今日はそっちにいってみよう(笑)

まずはr234を北東に向かいます。
シュムロ入口。シュムロってなんだろ?
どうやら地名のことらしい。

r1025との交差点を歌笛方面に直進します。

農家が点在している静かな道です。

川上集落の近くにて、r746上向別 上野深方面に右折します。

ローカル道らしい趣になってきました。

何の標識もない交差点。山が近くなってきています。

日高山脈の麓、裾野を走っているのが実感できる道。

r1025の旧道区間でもたくさん見かけた黄色い花が、ここでもたくさん咲いていた。

夥しい数の茶色い蝶が飛び回り、花に集っていた。蜜を吸っていたのかな?

突然現れる青看。ここは、直進。r746 西舎 上向別 方面に進みます。

相変わらず山の近くを走っていますが、民家が見えてきました。

山を近くに感じつつ走って行きます。

上向別で突き当り。ここはもう浦河町です。
左折して、r481を R236 西舎方面に向かいます。 

うらら湖(浦河ダム)に沿って走ります。
しばらくダムの脇を走ってるはずだけど、ほんの一部だけしか見えなかった。

貸し切りの快走路が、どこまでも続いている。

ああ、なんて気持ちの良い道。来てよかった。

オロマップキャンプ場分岐。いつか行ってみたい。

西舎のあたりで、馬の横断待ち。

西舎で左折して、R236方面に向かいます。

R236に突き当たり、帯広方面に向かいます。r736はここで終了。とても楽しい素敵な道でした♪

交差点で一時停止して左を見やると、実をたくさん付けた大きな栗の木があった。

「鈴なり」ってのは、こういう状態のことをいうのかな?(笑)

R236は、日高と十勝を結ぶ幹線道路。さすが国道、高規格で綺麗な舗装です。

オロマップ展望台で一休み。

野塚トンネル堀削の際に出た岩石が飾られていた。

のぞき窓的なものがあったけど、どれがオバケ桜なのか判らなかった。

さっき走ってきた西舎あたりの厩舎が見渡せる。

日高山脈を横断する国道なので、ぐいぐい高度を上げていきます。
帯広まで118㎞、浦幌まで111㎞。

奥に見える山々が、日高十勝の境かな?

さすが、国道は路面も線形も良く、とても走りやすい。

野塚峠の少し手前にある、翠明橋公園で一休み。

きれいなトイレあり。

自由に使える、屋内休憩スペースもあった。


湧き水もあり、ペットボトルに水を汲みに来ている人なんかもいた。

一口飲んでみたが、なかなかおいしい水だった。

翠明橋。

橋を渡って野塚トンネルに入れば、日高地方ともおさらばです。

野塚トンネルを通過して、ここはもう十勝。

トンネル内で違和感があり、見てみたらヘッドライトが点いてないではないか・・・
これは困ったぞ・・・

北海道ツーリングの途中にヘッドライトが点かなくなったのは、これで3度目だ(笑)

こんな事もあろうかと、今回はスペアのHIDバラストとバーナーを持ってきていた。

日なたにいると結構暑いので、峠を下ってどこか適当な日陰があったら停まって修理しましょう。

日高山脈のど真ん中をぶち抜いている国道なので、それなりの勾配の下りでどんどん下って行く。

適当な駐車帯がなかなか現れず、結局峠道区間は下り切ってしまった。

R236からローカル道に折れて進む。ここを左折して大樹方面に向かいます。

すっかり平野部まで降りてきました。農村風景の中を走って行きます。

本日のランチを食べようと向かっている「源ファーム」の看板があった。

開進農道を走って行きます。

源ファーム」に到着。結局ここまでライトの修理はせず走ってきてしまった。
現在10:30ちょい過ぎくらい。11:00開店なので、まだちょっと時間が有る。

駐車場の隅をお借りして、ライトの修理をしてしまおう。

HIDバーナーがダメだったのかな?スペアのバーナーと交換したら問題なく点灯したので、とりあえずは良しとして組み直した。

修理を終えて片付けていると、ちょうど開店時刻の11:00となった。

早速入店しメニューを見てみる。
十勝といえば豚丼!やっぱここは豚丼だよな?(笑)

帯広にはいくつもの有名店が有るが、どこも行列必至と聞くし、今回の通り道に養豚業者直営店があるってことで、ぜひここで豚丼を食べてみたいと思ったのです。

サイドメニューでソーセージとベーコンの盛り合わせも食べたかったが、残念ながらこの日は用意がないとのことだった。

店内に客は、食べ終わるまでずっとヲレ一人。BGMは無く、静かな時間が流れている。

小綺麗な窓からの風景。一幅の絵のようだ。

ああ、こいつとも、随分長い付き合いになってきたな。すっかり「腐れ縁」になってしまったが、色々なところに連れて行ってもらって感謝しているよ。

豚丼がやってきた。良い匂い~~♪

肉は程よい厚さに切られている。無駄に分厚い肉よりも、豚丼はこんなもんだろって感じがする。
タレはやや甘めで、ほんの少し焦げた風味が有る。
そうそう、これこれ!これが十勝の豚丼なんだよ!

肉にはしっかりした旨味があり、脂には上品な甘味があり、あぁこれはとても美味い肉なのだと瞬時に解るやつでした。

大楽毛(帯広ではないけど)「ぶた福」、十勝清水「ドライブインいとう」と並ぶ、自分の中で豚丼御三家と相成りました。(笑)

ごちそうさまでした。とっても美味しかったです。次に来ることがあれば、トンテキ、それにソーセージやベーコンも是非食べてみたい。

本日の午後の部は、自分が思う十勝らしい道や景色を辿りたいと思っています。

今夜は、豊頃 茂岩山キャンプ場のバンガローに宿泊予定です。
予約のTELをした際に、チェックイン時間帯を聞いたところ、14:00から19:00厳守で、それより遅れた場合は、申し訳ないが宿泊をお断りしている由。

ホテルの窓口での受付なので、もっと遅くまで受付可と思っていたが、まぁ、決まりだというのでしょうがない。

遅れてアウトになったら困るから、先に受付だけしに行こうかな。
ここから真っすぐ豊頃に行くと、ちょっとまだ早くて時間が余るなぁ・・・
せっかく南十勝にいるので、晩成温泉に寄ってひと風呂浴びてから行くことにしよう。

そんなこんなで、晩成温泉に向かいます。

しかし今日も良い天気だな~

「基幹舗装農道」と表記のある道を、国道336 日方方面に向かいます。

脇道の未舗装路で、鶴がじゃれあってた

「第2日方基幹舗装」を走って行きます。

脇道に迷い込んでみる。ああ~なんて十勝なんだろ(笑)

R336に出て、釧路、浦幌方面に向かいます。

ここはまだ直進。

晩成温泉」の看板が見えてきました。

R336は走る車も少なく、快適にバリバリ走れます。

牧場が点在しています。

気持ち良い道だなぁ~空に吸い込まれてしまいそうだ。

晩成温泉」への交差点。これだけたくさん「これでもか!」ってくらい看板があれば、迷うことはないでしょう(笑)

あとは、海に向かう一本道。

12:10頃「晩成温泉」に到着。

休憩スペースからの景色でさえ、絵になるのです(笑)

ほほぅ~半田ファームのソフトクリームね?OK。

壁のポスターを横目に、風呂場に急いだ。
晩成温泉のヨード含有泉は相変わらず良いお湯で、のんびりじっくり浸かりました。

風呂上がりに、併設された食堂でソフトクリームを食べていくことにする。

「知らないでしょ南十勝」のポスター。はい、ほとんど知りません。

食堂にも半田ファームのポスターが貼ってあった。
早速、ソフトクリームを頂く。
美味い。普通に美味いのだけど、これ、半田ファームなのかな?
牧場系にしてはちょっと既製品感があるんだが・・・

店員さんに聞いてみることはしなかったが、これはおそらく業務用のミックスではないかな?

今回は行けなかったが、いつか半田ファームに行ってソフトクリームを実食して確認してみようと思う。

美味しそうな牛乳があったので飲んでおく。
坂根ファーム」という牧場の牛乳でした。
クリームたっぷり感のある、濃厚でとても美味しい牛乳でした。

過去何度かお世話になった晩成の宿は足場をかけて工事中。
ちょっと値上がりして、以前ほどのリーズナボープライスではなくなってしまったけど、世の中の風潮的に値上がりは止む無しってところなのかな。
キャンプ場もリニューアル工事中だったけど、改装後に一度はキャンプしてみたいな。

ただ、ちょっと気なるfacebookの投稿を見かけた。

今年の7月に、晩成温泉のあたりに熊が出没して、キャンプ場を一時閉鎖したのだとか。
あんな海沿いの平地にも熊がでるのか・・・

さてさて風呂に入ってリフレッシュして、一路豊頃を目指します。
まずは、r881をR336に向かって進みます。

自分の中でイメージしている「十勝の風景」を眺めながら走ります。

R336に出たら右折。浦幌方面に進みます。

湧洞沼への分岐交差点を左折して、r318を豊頃方面に進みます。

誰も走ってない、十勝のローカル道。

気持ち良い道が延々と続きます。

ん~良いなぁ~自分の中でイメージしている「十勝の風景」がここにはたくさんある。

r210に突き当たったた右折して、茂岩に向かいます。

このあたりの道々には珍しい、イエローライン。

十勝川に突き当たると、豊頃の市街地に到着です。ここは左折。


キャンプ場受付は14:00からってことだったけど、まだ10分くらい早いな。
押しかけて待つのも面倒だし、ちょいと寄り道していこうか。
r320を右折して、豊頃名物「はるにれの木」を見に行くことに。

十勝川にかかる茂岩橋を左岸側に渡ります。

土手沿いに少し下流に向かうと、「はるにれ」と云う名の、案内所的な無人の建物がありました。

土手を下ってはるにれの木に向かいます。
ん?立ち入り禁止?此処から先は入れないの?でも、右の看板には、奥の方のビュースポットが案内されてるんだけど・・・

豊頃町が全面的に推してる様子が見て取れる。

とりあえず、入るなと書いてあったけど、草地の外周路に沿って有ると案内されたビュースポット付近まで歩いてみた。

ほほぅ~これですか。

ビューポイントからの帰り道、足者と叢に違和感を感じる物体が・・・

なんだこれ?マッシュルーム?
そこらに落ちてた枝切れで突いたりして様子を見たら、球状のきのこだった。
調べたら、「おにふすべ」というらしい。
ホコリタケは何度か目にしたことがあったけど、これは初めて見たかも?

土手に登って、先程の案内所に立ち寄る。
建物の入口扉に、クマ出没情報が貼られていた。
令和5年5月23日に、このあたりの畑で目撃されたようです。
こんな平野部の集落近くにも出るんだ・・・

館内は色々掲示物があって、なにかBGM的なトーキーが繰り返し流されていた。

さて、キャンプ場に向かいます。
再び豊頃の市街地に戻り・・・

チェックインする「十勝ロイヤルホテル」にやってきました。
フロントでチェックインを済ませ、ご作法を伺い、バンガローの鍵を受け取る。

さて、本日の午後の部 ”十勝探訪” 始まりです。

まずは、r320を十勝川右岸に沿って河口方面を目指します。

遠い記憶に、このあたりの景色が朧げに有るのだけど、詳細の位置などは全く思い出せない。

あぁ~十勝だな~(笑)

旅来にやってきた。
かつてここには国道の渡船(但し渡れるのは人と自転車のみ)があった場所。
40年くらい前、夜中にどこをどう走ってここまで来たのか全く覚えてないのだけど、旅来にまでやってきて、ヘッドライトで照らし出された看板に、渡船の案内と、車両はR38まで迂回しろ的なことが書かれていたのをと覚えている。

バス停があったけど、降車専用と書いてある。このあたりからは乗れないってこと?

十勝川沿いの道は、いつの間にかr320からr911に変わってる。

あまり起伏のないこのあたりだけど、名前の付いた坂があった。

”カンカン坂”というのだそうだ(笑)

カンカンというのは、このあたりの地名だった。漢字で「寒々」と書くようだ。
Googleマップで見てみると、「寒々地区***」という表記がいくつか見られた。
開拓した人たちが、寒くてたまらず付けた地名なのかな?それともアイヌ語由来?
いや~興味は尽きませんなぁ~(笑)

さらに十勝川沿いを下流に向かいます。

今日の午後の部をプランニングした際に、どこをどう走るか?悩みに悩んで地図に線を引いた。
こんな感じで走ります。
8の字書くように途中で交差しているのは、海沿いの区間はなんとしても海側車線を走りたいという願望からこうなった訳で(笑)

十勝河口橋の直近で、R336と交差します。ここは左折して釧路 浦幌方面に向かいます。

十勝の象徴とも言える、十勝川。ああ、これこそが思い描いていた十勝の風景です。

R336浦幌市街地への分岐、ここは直進。

十勝太のあたりにやってきました。

このあたりの、荒涼とした風景こそ、自分の中の十勝のイメージそのものなのです。

十勝太のあたりから、浦幌に抜けるローカル道を走ってみます。

曲がり角に立っていたボーリングのピン。「和協の里」と書いてある。
そういえば、祝梅温泉のボーリング ピンは、まだ倒れたままなのだろうか?

R336から分岐したローカル道は、趣のある道でした。
おや?早速、鹿が出迎えてくれた(笑)

まだ子鹿ですね。あっという間に逃げていってしまいました。

センターラインの無い、名も無き地方道。回り道はするもんだなぁ~(笑)

道はすぐにr1038に吸収された。

静内地区の交差点で、再びr1038と別れ左折、地方道を浦幌市街地方面に向かいます。

程なく浦幌市街地が見渡せる小高い丘の上に出ました。

浦幌市街地にやってきました。ここからは、R38を直別まで走ります。

浦幌市街地にある、立派な浦幌神社。

「おっぱい神社」として有名なところのようだけど、ヲレにはご縁がなさそうなので立ち寄り参拝はしなかった(笑)

直別のr1038分岐までやってきました。
ここから厚内方面に分岐するr1038の海沿い区間は、大のお気に入りの道なのです。

ちと、待てよ・・・
ここまで来たら、音別も遠くないよな?
音別には、美味しいソフトクリームが有るんだよな・・・

昼のソフトクリームに若干納得行ってなかったので、ここらで美味しいソフトクリームを食べておきたいんだよな。
行けるかな?行っちゃおうかな?(笑)

迷ったときには、まず行こう!

R38を音別に向かいます(笑)

そんなこんなで、音別まで来てしまいました(笑)
営業中で良かった。

バニラソフトクリームを頂く。
ああ、美味いな。素朴な感じでストレートにミルクを感じる。
しっかりした味なのに、全くくどくない。
わざわざここまで来た甲斐があったというものだ(笑)
コーンの形が独特なものだったけど、以前来た時はどうだったかな?
上から見ると四葉のクローバーのようになってるやつ。
この形のコーンは、かつて、晩成温泉のソフトクリームでも使われていたものだ。

そんな事を考えつつサクッと食べ終えて、直別まで来た道を戻ります。

直別にてR39から海側へ分岐して、r1038に入ります。

道はすぐに海沿いに出ます。

太公望の皆様がたくさん来ていたな。釣れてますか?(笑)

この海沿いの道は、自分の中での「北海道らしい道」に上位ランクインしています。
この区間は、なんとしても海側車線を走りたいのだ(笑)

今年も走れて良かった。

ついでに、厚内駅に寄ってみる。

この駅には、初めて来ました。

閑散とした駅前交差点。
商店はすでに廃業していて、自販機も見本が取り外され、もう使われていない様子だった。

海に向かう、厚内駅前の目抜き通り。ひっそりと静まり返ってる。

海沿いのr1038まで戻ってきました。右折して昆布刈石を目指します。

ああ、朽ちた標識が良いなぁ~

ここもまた、自分の中の十勝のイメージの場所。今年もここを走れて良かった。


昆布刈石手前の崖。今にも崩れ落ちてきそうで怖い。

昆布刈石展望台にやってきた。
何度も訪れた場所だけど、今年もまた良い眺めでした(笑)


海沿いの高台のダートを走る。

程なくR336に復帰。

この、空に吸い込まれてしまいそうになる感覚が、十勝なのです。


かなり前だけど、乾電池か何かを買いに立ち寄ったら、魔女みたいな婆さんが出てきてびっくらこいたお店(笑)

R336を右折して、浦幌市街地を目指します。

真ん中の矢印「統太」はトウタではなく、トブトという地名だそう。
道内各地に見られる「トウフツ(十弗、濤沸など)」と読む地名に似てるけど関係有るのかな?
ちょっとこのあたりは、いずれ深掘りして調査してみたいと思っている。

地方道の交差点。ここは左折して浦幌市街地を目指す。
青看の下の看板に、「統太 tobuto」と云う表記があった。

左折してすぐに動物の飛び出し・・・
それ自体は、まぁよくあることなのだけど、誰だお前は?(笑)
狐?たぬき?

見慣れない奴だな・・・

餌でももらえると思ったのか?こっちに向かってきたぞ?

なにも出さなかったら、諦めたか横向きやがった(笑)

そして、叢に向かって駆け込んでいってしまった。
いったいお前は誰だったんだ?

帰宅後に調べてみたら、どうやら「十字狐」という、超希少種の狐のようだった。

アイヌの人たちからは「シトゥンペカムイ(村に災いを知らせる神)」と呼ばれ、崇められていたのだそうな。

そんなに有り難い狐様だったのか・・・

皮膚病患った気の毒な狐か?狸か?なんて思って見てたよ、ごめんなさい(笑)

是非、Googleで検索して御覧ください。

Google検索 「十字狐」「シトゥンペカムイ

そんなこんなで、浦幌市街地までやってきました。

浦幌駅に寄ってみようか。

このあたりとしては大きめで立派な駅でした。

駅前には民宿・・・これ、営業しているのか?

その向かいには、公共施設かな?「コスミックホール」なんていう洒落たネーミングが泣かせる(笑)

夕刻の浦幌駅前通り。人通りは殆どありません。

夕飯スポットを探し、良い店を見つけた。

ここだ、ここにしろと、腹の虫が囁いた(笑)
このとき時刻は17時。
まだ暖簾が出ていなかったのだけど、店の前でウロウロしていたら、女将さんが暖簾を出した。

ほろよい食堂
ネーミングがまたいいじゃないのぉ~~(笑)

暖簾も、暖簾の上の行灯も、壁の看板もすべてが正しい(笑)

店内に入り、カウンター席を陣取る。
女将さんに「メニューは壁にある」と説明された。
品揃えも完璧じゃん(笑)こういう店で飯が喰いたかったのだよ(笑)

小上がりもあった。

ジンギスカンとホルモン、ライスと味噌汁、それにお茶をオーダーしたら、
お茶は自分で冷蔵庫から出してねと。

テーブルに鉄兜とカセットコンロがセットされた。

使い込まれた風体の鉄兜。凸部の鋳肌が削れて滑らかになってるじゃないか・・・。
どんだけ使い込んだらこんな風になるのだろう?

ジンギスカンとホルモンが盛られてやってきた。


先ずはジンギスカンから。

普通の味付け肉で、別の器でのつけダレの提供は無かった。

肉が焼けた絶妙な頃合いで、味噌汁とライスが出てきた。
味噌汁はナメコ。長ネギ薬味が大雑把に切ってあるのが、妙に雰囲気に合って良かったよ(笑)

肉が焼けて口に放り込むと、それはそれは美味しいジンギスカンでした。

ここで、ちょっと困ったことが起こる。
野菜を焼きたいのだけど、野菜を敷き詰めた上に肉が盛り付けられていたので、野菜だけ選別して取り出して焼くのがかなり手間取ったのだ(笑)
これは、もう最初から野菜と肉を混ぜた状態で焼いて、ドライブインスタイルのように仕上げてしまえという女将さんからのメッセージなのか?(笑)
なんとか、チマチマと肉と野菜を選り分けて、野菜だけを焼いてやったぜ。
野菜は、玉ねぎと白菜。ジンギスカンに白菜が入るのは珍しいと思う。
でも、自分にとっては初めてではない。
かつて、岩手のジンギスカン店で白菜が盛られてきたことがあった。
そのお店では「先代からずっとそうしているので、なんで白菜にしたのかは判らない」とおっしゃっていた。
まぁ、美味ければなんでもいいです(笑)

ジンギスカンを食べきったので、ホルモンを焼く。
一瞬おや?と思うくらい小さめに切られていて拍子抜けしたが、今は歯の治療中で仮歯状態だったので、小さく切ってあったおかげで食べやすくて良かった(笑)
大満足の夕飯でした。ごちそうさまでした。

浦幌にいることだし、久しぶりに留真温泉にでも行こうかと思ったのだけど、池田町に気になる温泉を見つけてしまったので、そちらに向かうことにした。

どうせ行くなら、ローカル道で行こう(笑)
r56で市街地を通り抜けて・・・


市街地の外れで、左折して十弗方面に向かう。ここを直進すると、留真温泉を経て本別へと至る道。

貸し切りのローカル道。丘の向こうに日が沈んだ。

沿道の民家から、夕餉の準備の良い匂いが漂ってきたりする。今夜はカレーだね?(笑)

夕刻のもの寂しげなローカル道には、独特な趣がある。

幾千世という集落にて、ここは十弗方面に向かう。

朽ちた道々標識が実に良い味を出している。

道々597号線。

夕日の名残が空を赤く染めている。

十弗にやってきた。r73に突き当たったら右折。池田方面を目指します。

池田ワイン城の看板がでてきた。このあたりでは著名な観光スポットですね。


そんなこんなで「池田清見温泉」に到着。

いろいろ掲示されてる。タトゥ、入れ墨お断りがダブルで貼ってある。

早速入ってみる。
少しだけ緑がかって見えるけど、床の色の影響かな?柔らかく滑らかで、とても気持ちの良いお湯だった。

前述のHPに、こちらの温泉の泉質の変遷が記されていた。
過去に何度か、湧き出る泉質が変わってきたのだそうだ。

清見温泉の泉質歴史
強塩泉(塩分・鉄分多)   H2年6月~H21年6月
モール泉(腐植質)     H21年6月~H22年7月
ヨード泉(強塩泉ヨウ素多) H22年7月~R2年8月
弱塩泉(硫酸イオン増)   R2年8月~
(HPより抜粋)
なんかすごいな。こんなことなんてあるんだね。
地元の方は、違った泉質を楽しめて羨ましいな(笑)

お世話になりました。良いお湯でした。また近くに来ることあれば寄らせてもらいます。

池田町のガソリンスタンドで満タンにしてからキャンプ場に戻ります。

十勝川左岸側のローカル道々 r882をひたすら南下します。

豊頃市街地に着きました。R38を渡って、茂岩山に向かいます。

無事キャンプ場にたどり着いて、本日の行程は終了。
日高と十勝のローカル道を、思う存分走りました。
今日もよく走り、よく食べました(笑)
大満足の一日でした。

今日は2温泉2ソフトクリームでした。

【本日の温泉】
・大樹町 「晩成温泉
言わずとしれた、国内有数のヨード泉を擁する名湯。
いかにも効能ありそうな匂いのする湯で、南十勝を訪れる際には是非とも寄りたい温泉です。
キャンプ場や晩成の宿が工事中だったけど、リニューアル後も楽しみだな。
またいずれ、温泉に入ったり、宿泊できるのを楽しみにしてます。

・池田町 「池田清見温泉
透明で、うっすら緑色っぽく見えたけど、浴槽の底の色の具合だったかもしれない。
匂いは、ほぼ無臭なんだけど、湯の投入口に鼻を近づけると、ほんの微かに温泉特有の匂いがした。
柔らかく、まろみを感じる、肌に良く馴染む優しいお湯でした。

【本日のソフトクリーム】
・大樹町 晩成温泉 食堂 
良い意味で、とっても普通なソフトクリーム。
かつてここでは、変わった形(上から見ると四つ葉のクローバーみたいになってる)のコーンを使っていたと記憶しているが、今回はチューリップ型のコーンだった。
壁に半田ファームのポスターがいくつも貼ってあったが、果たしてここのソフトクリームがソレだったのか?どうか?いずれ確認しに行きたいと思っている。

今回で3度目?4度目?(うち、食べられたのは2回w)の訪問となる。
まろやかなコクを感じる美味しいソフトクリームです。
過去2度ほど、営業時間外や品切れで食べられなかったこともあったけど、このあたりに来たらやっぱり寄ってしまうんだよな~(笑)
そんなクセになる美味しさのある不思議なソフトクリーム屋さんなのです。
以前は普通のコーンだったけど、今回は、以前晩成温泉で使ってた四つ葉のクローバーの形のコーンになってた。
この形のコーンは四つ葉の上に盛る感じになるので、ワッフル型に比べるとかなり量が少ないのではないかと思う。まぁでも、美味しきゃなんでもいいです(笑)
とりあえず、開いててよかった(笑)

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午前の部は日高山脈の西側の麓をミッチリと走り回りました。
午後の部では、自分の思い描く十勝の風景のエリアでお気に入りの道や、初めて走るローカル道なんかをじっくりと探索できました。楽しかったな~(笑)

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本日の走行距離/累計距離     440km/1592km