今日は、鉄分補給しつつ盛岡の周辺をのんびり走ることにしました。
現在は休止中のJR岩泉線を見に行きましょう♪
盛岡市街地を抜け、R455を岩洞湖方面に向かいます。
R455は、市街地を抜けると、通る車も殆ど無く貸切状態でした。
あちこちに台風によって引きちぎられた小枝や葉が散乱していました。
沿道には、茅葺屋根のお宅が点在しています。
岩洞湖畔を通り過ぎ・・・
ダムは巨大な石垣のような感じでした。
なんだか、空が雲に覆われてきました・・・
岩洞湖のさきの小さな集落に、農産物の無人販売所がありました。
ちょっと覗いてみると、見たことのないキノコ・・・
「ぼり」
「ホーキ」
どんな味なんだろ?
この手の普段目にしないキノコをたっぷり入れたキノコ汁を是非食べてみたいものです(笑)
山深くなってきて、あちこちで台風の爪痕を目にしました。
至る所で舗装面に土砂が覆いかぶさっていました。
なんだか、えらいことになってます。
アスファルトの上に堆積した泥は、チュルッと滑ってとても怖い・・・
国道の脇を流れる川も、濁流が偉い勢いで渦巻き、恐ろしいほどでした。
三田目分校という名の道の駅。
このあたりはもう、岩泉町に入っているようです。
ご当地ドリンク「龍泉洞の じっ茶ばっ茶」
「龍泉洞カフェオレ」
「いわいずみ りんごジュース 龍泉洞」
道の駅の中は、教室を模した飲食出来るスペースがありました。
わさび味噌焼きおにぎりと、ご当地の龍ちゃん牛乳を買って、だれもいない教室で頂く。
道の脇では、囂々と音を立てて濁流が渦巻いています。
山を下って、岩泉の集落に近づいてきました。
岩泉市街地。
こじんまりした、山間の集落でした。
休止中の岩泉駅。
かつてこの地まで鉄道を伸ばしたのは、どういう需要だったのでしょう?
鉱山資源でもあったのかな?
駅の中はかなり広かったが、人気も無くがらんとしていました。
ホームに上がってみる。
レールは錆びているけど、草に覆われていないところを見ると、定期的にお手入れはされているのでしょう。
再び、このレールの上を列車が走る時が来るのでしょうか?
さて、休止中のJR岩泉線各駅停車の旅、始まり始まりです♪
道の傍らの小本川は、川幅一杯に濁流が広がり、恐ろしいほどの勢いで渦巻いていました。
二升石駅。
R455沿いで、すぐに見つかりました。
かわいらしい、白い待合室。
駅前広場?には、無人販売所がありました。
なんだか、いろいろなものを売っています。
ええっ?鹿の角?これは、何に使うのでしょう?飾り物かな?それとも、漢方薬?
ホームはいい感じの風情で、ドラマの撮影とかにも使えるような駅でした(笑)
次の浅内駅を目指します。
R455からR340に折れると・・・
すぐに駅は見つかりました。
入れ替え線があったり・・・
これは、石炭とか水を機関車に積み込む設備かな?
浅内の市街地。ガソリンスタンドがあるってことは、それなりに大きな集落ということですね。
岩泉線は、押角の分水嶺までは小本川、支流の大川、さらに支流の宇津野沢に沿って、ほぼR340と並行して走っています。
大川の濁流。すごいことになってます。
R340はかなり険しい山合いの道ですが、対岸に線路が見え隠れして、良くもまぁこんなところに線路を通したものだと感心します。
次の駅は、R340から少し外れてr171を進みます。
山の中の交差点で、通る車は殆どありません。
道路脇にはいくつか廃墟があり・・・
もう少し走ると、岩手大川駅がありました。
現用だった頃は、どれくらいの人が利用していたのでしょう・・・
駅舎は、新しい感じで綺麗でした。
山深いこのあたりの人々は、どんな暮らしをしているのでしょう。
商店など皆無の山奥なので、御苦労が偲ばれます。
再び県道から国道に戻って岩泉線に沿って進みます。
台風がやっと去ったばかりだというのに、また雨が降ってきました。
はぁ、もう雨はうんざりだよぉ・・・
古い民家。
こういう風景には、こんな天気が実に良く似合います(笑)
雨は勢いを増してきました。
山越えの国道は狭隘な林道のような趣になってきました。
台風の爪跡か、風に引きちぎられたであろう小枝や葉が道に散らばっていました。
押角の分水嶺をトンネルで超えて・・・
刈谷川沿いの道となります。
濁流の向こうの対岸に線路が見え隠れしています。
険しい山を下り、2車線道路となり、里山風景が見えてくると・・・
まもなく岩手和井内駅がありました。
雨に煙る駅は実に趣があります。
あれ?駅一つ飛ばした?・・・
押角駅はどこにあったんだろ?
雨も強くなってきたことだし、このまま盛岡に戻ってしまおうかとも思いました。
でも、きっとあとから行っておけば良かったと後悔すると思ったので、引き返して押角駅を探すことにしました。
戻ってみると、山越えの林道のような区間に駅入り口の案内看板がありました。
反対側からは、木の陰で見えなかったんだな・・・
しかし、先ほどの看板の崎には、川沿いに何台か車を止める広場しかありません・・・
線路は川の反対側かな?
藪の中を掻き分けてみると、朽ちかけた仮設橋がありました。
幅は1m位でしょうか?
足場パイプで手すりが片側にだけあります。
表面の板が傾斜してしまっていて、いつ崩れてもおかしくないような状態です。
しかも、普段なら清流であろう橋の下の沢が、台風の影響で濁流となり、ものすごい勢いで囂々と流れています。
橋の下の、か細い橋脚が、濁流の勢いでグラグラしています・・・
渡れねぇ・・・この橋は無理。
橋の真ん中で、橋は崩落してヲレは濁流に飲まれてしまう・・・
何度脳内でシミュレートしても、そういう結果しか浮かんで来ませんでした。
駅の案内看板の所に、車が一台停まっていて、中に人が居ました。
こんなところで何しているんだろ?同好の鉄さんなのかな?
もしここで落橋してヲレが流されたら、きっと通報してくれるだろう・・・
そもそも携帯通じるのか?
しかし、ここまで来て駅を見ないで引き返すのは、どうしても心残りになるでしょう。
意を決して、橋を渡ることにしました。
濁流がほ~ら飲みこんでやるよと、囂々と渦巻いていました。
かなり怖くて、片手はしっかり手すりを掴んだままです。
でもその手すりも、橋に合わせてグラグラ揺れていましたが・・・
無事に橋を渡り切って、めでたく押角駅に立ちました。
雨に煙る秘境駅。感慨ひとしおです。
一体どれだけの人が、この駅を使っていたのでしょうか?
一説によると、有人駅だった期間もあったとか・・・
駅ノートがあったので、見てみる。
それなりの頻度で訪れている人はいるようでした。
"46才の誕生祝いに、主人とデートで来ました”
ええっ?誕生祝いで来ますかね?こんなとこまで(笑)
ん~~なんて素敵な御夫婦なんでしょ?
要さんとさとみさんに末永く幸多かれと祈りました。
雨に濡れたレールは、それだけで得も言えぬ旅情を醸し出しますね。
恐ろしい仮設橋を再び渡り、無事に自動二輪の元に戻ってきました。
再び山を駆け下りて・・・・
里山に降りて、中里駅。
そして、岩手刈屋駅。
このあたりでは、台風の再来か?というくらいの勢いで雨が降っていました。
岩泉線の終点である、山田線茂市駅。
実に趣のある駅舎です。
渥美清扮する寅さんが「よぉ!ばぁちゃん!次の汽車は何時に来るかね?」とか聞いてそうな、そんな雰囲気の駅でした(笑)
茂市駅前商店街。
さてこれで岩泉線はフルコンプリート。思い残すことはありません。
本日のミッションは終了したので、さっさと盛岡に戻りましょう。
昨日も豪雨の中を走った山田線沿いのR106を、今日もまた、雨の中盛岡に向かいます・・・
サクッと盛岡市内に着きました。
立派な煉瓦造りの建物が見えてきました。
岩手銀行(旧盛岡銀行)本店本館です。
"設計は,あの赤レンガの東京駅を設計した辰野金吾氏と盛岡出身の工学士・葛西萬司。建築当時の姿を完全な形で残し,かつ現在も創建当初の目的で使われている建物として全国最初の重要文化財に指定されている。"
のだそうです。
ホテルに戻り、風呂に入り、着替え、せっかくなので少しカタギの衆がするような観光をしてみることにしました(笑)
盛岡といえば、石割桜。
すごいですね!
盛岡城址公園?の神社に続く道。
門前の商店街。
ここに、盛岡名物じゃじゃ麺発祥の店があると聞いたので、神社にお参りを済ませてから頂く事にする。
神社でお参り。
道中の無事を祈念した。
そして、じゃじゃ麺発祥という「白龍(パイロン)」に行ってみる。
昭和の薫りのラーメン屋という風情の店内で、お客さんはみなじゃじゃ麺を食べていました。
これが盛岡名物じゃじゃ麺。
この年になって、初めて食べます(笑)
うどん?中華?何とも形容しがたい食べ物でしたが、美味しかった。
そして、周りのお客さんを見ていると、じゃじゃ麺を食べ終わった皿に、テーブルに置いてある生卵を入れてかき回す。
この卵、最初は自由に取って食べて良い茹で玉子かと思った。
試しに割ってみなくて良かった(笑)
しっかりかき回した卵を皿ごとカウンターに渡すと、そこに熱いスープを注いでくれる。
あっという間に、かき玉スープの出来上がりって訳。
そこに、じゃじゃ麺と同じ肉味噌が入っていて味付けになっている。
このスープ、とても美味しかったな♪
そんなこんなで、盛岡の二日目の夜も盛岡名物と言われる食べ物を頂きました(笑)
盛岡は、良い街だな~♪
続き(9/23分)はこちら
<走行距離 221.9km/1614.1km>